Tict UTR-60TFLB-one-T2 フルレングスボロン と 固定概念・・・。
まずはあまり上げない釣果から。
2番目に入ったポイントでの釣果です。
10月2日ですが休日で夕マズメからポイントに入りました。
先に入っていたこの辺のポイントの主と言っても過言ではないMさん。
いつも快く隣に入れてくれて本当にありがとうございます。
休日の夕マズメですが普段こんな時間からアジングする事はありません。
通常私がポイントに付くのは21時。この日は18時前です。
このポイント立ち位置で釣果が微妙に変わってくるポイントではあります。
で、全くアタリなし。
でもほんの2m離れた所でやっているMさんはポツポツと追加していきます。
私は自分が釣れていない時は釣れている人に素直に聞きます。
質問攻めです。
「レンジ、ワーム、ワームカラー、ジグヘッド、ジグヘッドの重さ」
本当に素直に聞きます。
で、同じ物や近い物を使います。
同等の物を使って釣れだした時は「何で?」と思うし、同等の物を使っても釣れない時も「何で?」と同じ事を思います。
この日は同等の物を使っても全く釣れない。
どう足掻いたってダメ。
宵姫 天54。宵姫 華54。と、共にダメ。
ロッドや立ち位置などで釣果が変わってくる事は承知のポイントなのですが。
そこで教えを請いました。
単純な回答。と、いうか教え。
「レンジまで落としてのリーディング。」
私の釣りはラインにテンションをかけながらロッドを縦にさびく釣りや流す釣り。
ジグヘッドの重さやアジからのシグナルを頼りにアタリに対して掛けていくような感覚の釣りがメイン。
天にしても華にしても同様の釣りだと思う。
風がある時にその釣りにリーディングの要素を加えていく感じになります。
しかし、Mさんは基本がリーディング。
巻きの釣り。
風のあまりない中、リーディングという要素は私にはありません。
言われるがままリーディングでの釣りにチェンジするとアタリ。
嘘の様にとはいきませんが確実にアタリかあります。
その教えのおかげでポツポツとアジを釣り上げれる様になりました。
そして日も暮れ常夜灯が海面を照らす頃。
アタリは段々と遠のきました。
Mさんを見ながらの釣りですがMさんもアタリはない様子です。
そして自分の釣り方に戻してみるとアタリ。
それからは私の釣り方に軍配が上がりました。
久しぶりの夕まずめからの釣行でしたが、同じポイントでも時間で食い方が違うという良い勉強になりました。
引き出しが増え、頭の中がリフレッシュされた有難い時間でした。
その後先輩が別のポイントにいるので合流してアジング。
実は先輩先程のポイントにも来ていてロッドは出さずにMさんと私の会話や釣り方を見ていた。
そこでこのポイントである事を試していた。
そう先日私が売却したロッド「Tict UTR-60TFLB-one-T2 フルレングスボロン」を先輩も持っていてこのロッドでのリーディングの釣りを検証していたのでした。
「いつもの釣り方とリーディングでの釣りでボロン比べてみてん。」と、Tict UTR-60TFLB-one-T2 フルレングスボロンを私に差し出しました。
まず自分の手持ちのロッドで数匹釣り上げてこの日のアタリや感覚を整えてからTict UTR-60TFLB-one-T2 フルレングスボロンを手にします。
いつもの釣りでは「ボロ〜ん。」と、いうやはり締まらない感じのアタリ。
やっぱりね。
何匹が上げた後にリーディングでの釣り。
「コキン!」とアタリ。「あれ?」1匹目。
「カキン!」とアタリ。「あれ?」2匹目。
いつもの釣りに変えてみたら「ボロ〜ん。」
リーディングにしてみたら「コキン!」
何故か納得がいかず自分のロッド。
普通にアタリ。いつもの通り。
Tict UTR-60TFLB-one-T2 フルレングスボロンに変えリーディングすると「カキン!」
明らかにアタリがデカイ!
私も先輩もこのアタリの出方に驚きを隠せませんでした。
私の釣り方ではラインテンションが抜けているから「ボロ〜ん。」とアタリがボケてしまっているのか。リーディングの釣りではラインテンションが常にかかっているから「カン、キン、コン。」と出るのか。
ロッドは道具。
道具は使い方を間違えは吉とも凶ともなり得る。
自分の釣りに寄せるか?
ロッドに寄せるか?
で、釣果も使い心地も変わってくる。
まだ手放すのは早かったかもねー。と、少し思った日でもありました。
あと、適当になっていたラインテンションの重要性を再認識した日でもありました。
縦、横、斜め。そして上から下からと色んな角度からアジングを見つめ直す機会でしたね。